留学経験は就職活動で有利になるか【大手メーカー内定者が語る】

全ての大学生に向けて

みなさんどうもこんにちは、Remです。

先日、「TOEICのスコアは就職活動で有利になるのか」という記事を書きました。

【Fラン必見】TOEICは就活で有利になるのか?Fランから大企業に内定した僕が教える。

2019年7月10日

すると、なかなか反響が大きかったみたいですので、

今回も実際に就職活動を経験してみて感じたことを、これから大学生になる高校生や、将来のことを不安に感じている大学生に向けて発信して行きたいと思います。

みなさんの周りに留学をしている学生って多いですか???

僕が在籍している大学の教授に話を伺うと、「短期と長期を問わなければ、留学する学生は一昔前に比べて格段に増えたよね」とおっしゃていました。

引用:「外国人留学生在籍状況調査」及び「日本人の海外留学者数」等について

このようにグラフで見ると、留学経験のある学生のほとんどが1ヶ月や3ヶ月程度の短期の留学であり、その数がかなり伸びていることも分かりますよね。

けど、交換留学などの長期留学の数はほとんど増えていない

このような背景も踏まえて、「留学が就活で有利になるかどうか」について述べていきたいと思います。

こんな人にオススメ
  1. これから大学生になる高校生
  2. 大学生活も折り返し地点を迎え、就活などの将来が不安に感じている大学生
  3. 留学に興味のある全ての学生

記事自体も数分でサクッと読めますので是非!

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Fランク国立大学かつ長期の交換留学経験がある僕の就職活動を振り返ってみて

Rem
僕が在籍している大学は、旧帝国大学の足元には及ばない超普通の国立大学です。

まず大前提として、超一流名門大学の学生かつ交換留学経験であれば、もし就職活動が上手くいったとなってもその要因は「学歴」によるものと考えられます。

しかし、

僕は、河合塾の受験偏差値でいうと50前後の国立大学です。おまけにかなり地方の。

つまり大学のレベルでいうと、「大学名のブランドではあまり勝負ができないくらいの大学」ということになります。

早慶レベル、MARCHレベルなどの言葉で例えるならば、僕の学歴は「日東駒専程度」ってところでしょうか。

このように、学歴だけで有利に就職活動を進めることのできない僕のバックグラウンドを踏まえた上で、長期の交換留学がどう就活に影響を与えたのか考えることは、元々高学歴の学生のそれとは、理論の一般性がある程度は担保できるのではないかと思います。

Rem
就職活動の結果だけいうのであれば、かなり就活は成功した部類になると思います
就職活動の結果
  1. 内定4社:全て東証一部上場企業で、企業名を知らない人はほとんどいない企業です。
  2. 書類選考はコンサル以外全て通過

こんな感じで僕が在籍している大学から毎年の採用実績のない大企業から内定を貰ったということは、やはり学歴以外の部分で就職活動に良い影響を与えた要因があったのではと考えることもできますよね。

それが交換留学なのか、否か、それを僕の実際の就職活動の経験を踏まえて考えてみたいと思います。

語学留学、ワーキングホリデー、交換留学色々あるけど結局留学経験って就活で有利になるの・・・???

結論ファーストで話を進めると、まずこの命題に対する答えは、

Rem
  • 留学経験があるとそれを学生時代に頑張ったこと(以下ガクチカ)として述べることが出来るという点で有利。
  • 7割くらいの学生のガクチカが「バイトやサークル」であることを鑑みると、ガクチカで他の学生と差別化が出来るという点で有利。
  • ただ、それらは就職活動の面接での入り口に過ぎず、留学経験そのものが就活で有利になると断定するのは早計である。

このような感じになります。

ただし、前回のTOEICのスコアが就活で有利になるのかという記事で述べたように、

「内定のための十分条件であって、必要条件ではない」という風にはなりません。

留学経験という話に限っていうと、十分条件でもあり、ある種必要条件でもあるとも考えられます

①日本国内のマーケットが縮小しているというバックグラウンド

総務省が10日発表した住民基本台帳に基づく2019年1月1日時点の人口動態調査によると、日本人の人口は1億2477万6364人と前年から43万3239人減った。減少は10年連続で、減少幅は1968年の調査開始以来、最大だった。外国人は16万9543人増え、過去最多の266万7199人となった。

引用:日本経済新聞

このニュースを見てある程度経済に精通している人であれば、「人口減少=マーケットの縮小」を意味していることはわかると思います。

それは当然のことですよね。
だって、直接的間接的どちらにせよ、ヒトに対して商売を行うのがビジネスの基本であるとすれば、そのビジネスの最終ゴールである一般消費者である国民の絶対数が減れば、お金の動きは鈍くなりますよね。

しかし、このグローバルな世界において、企業は常に利益を追求して売り上げや純利益をどんどん更新していく姿勢が求められます。
だって投資家は日本人だけじゃないですし。

つまり、企業は「日本で市場が小さくなっていくなら、海外に手を伸ばす」という姿勢が当たり前になっています。

するとこれから採用する人材として求められる能力として、

求められる人材
  1. 翻訳機能が進化するまでは語学力の高い人材
  2. 様々な価値観を持った人たちと協働出来る人材
  3. 異文化に飛び込むことの出来る人材

という解を得るのは容易いのではないでしょうか。

この側面から考えると、留学経験が大企業から内定を貰うために有利に働くということが言えることも事実なんです。

②とはいえ留学にも様々な形があるからこそ、一概に有利に働くとも言えない。

引用:「外国人留学生在籍状況調査」及び「日本人の海外留学者数」等について

先ほども述べたとおり、日本の大学生の中で「留学経験がある」と解答できるうち、その半分が1ヶ月の語学留学になる訳です。

Rem
別に1ヶ月の短期語学留学を悪くいう訳ではありません。僕もフィリピンへ1ヶ月短期語学留学に行ったので。

正直なところ1ヶ月の語学留学がありますと言われても、「それ、ただの旅行じゃね」と思いませんか???

それは、面接を行う人事も同じことを思うはずです。

そもそも1ヶ月海外で遊んだくらいで、先ほど述べたような企業が求める人材としての能力を身につけられる訳ないでしょう。

③就活に面接がある以上、求められる留学は「留学が目的ではない留学」である。

Rem
留学が目的ではない留学・・・???

と思う人もいるでしょう。安心してください、ちゃんと説明します。

簡単に説明すると、

留学が目的ではない留学
  • 留学がゴールではなく、留学がその先にあるゴールを達成するための手段である留学。

つまり、何か学びたいことがあって留学をした場合や、将来ありたい姿から逆算した時に留学が一番の近道であったというような、留学をした時間だけでなく、過去から現在そして未来に繋がるような留学ができていることが望ましいと思います。

理由は簡単。

Rem
就職活動では、面接があり、その面接では面接官からガクチカの深掘りを通じて人間性を見られているから。

いや、本当にこれに尽きると思うんですよね。

だって「なんとなくアメリカに留学しました」っていう留学生を数多くアメリカで見てきましたが、そういう人たちってだいたい人間として薄ぺっらいんですよね。

逆に、僕のように裕福な家庭ではなくても返済不要の奨学金を死に物狂いで勝ち取って留学にきた人や、借金をするリスクまで背負って留学をしてきた人は、

トビタテ!留学Japan合格のための留学計画書と自由記述の書き方講座

2017年2月12日

将来のビジョンも明確であり、留学の動機付けもしっかりしている分、話している自分がついつい相手に興味を持ってしまって前のめりで話をすることが多かったです。

それは、就活で面接をしてくださる社員の方も同じです。

一貫性のある留学を話すことができると、「お、目標に向かって真摯に努力を続けることができる人材かつグローバル人材なんだな」って思わせることが可能なわけです。

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売り手市場だからこそ留学経験が多少は有利に働くのはこれからも続くと思う

僕が就職するメーカーは、早期選考ルートの内定者懇親会にきていた学生の6、7割が交換留学経験者でした。

採用を担当してくださった人事の方も、

「学歴云々よりも、これからの会社で働き抜ける人材を採用したかった」と仰っていました。

つまり、即戦力として働いてくれるような学生を採用したいというベンチャー気質な考えが日本の大手企業の採用活動でも垣間見える世の中になったということです。

加えて、売り手市場と呼ばれる世の中、いわゆる優秀と言われる学生を外資系に負けることなくどうやって採用するかがこれからどんどん熱くなって行くのではないかと思います。

後輩のみなさん、就職活動頑張ってくださいね^^

「会社四季報」業界地図 2020年版