学内のジェンダーフリートイレをタイプ毎に分類してみた【多様性のある社会】

アメリカ

どうも、トビタテ!留学JAPAN6期生のRem(@ry0_c3h7)です。

先日、ジェンダーフリートイレ(オールジェンダートイレ)に関して記事にしました。

アメリカの大学のジェンダーフリートイレの割合を調査してみた【活動報告】

2017年12月4日

その結果、僕が留学している大学のトイレの50%以上がジェンダーフリートイレであることが分かりました。

人間なら誰でも使ってもいいよってトイレが半分以上、一見良いことのように聞こえるかもしれませんが、問題点もいくつかあるような気がします。

今日は、ジェンダーフリートイレの調査を通じて発見した問題点と絡めながら、

学内に存在するジェンダーフリートイレをタイプ毎に分類し考察していきます^^

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調査結果

調査場所は、語学学校の建物と学生が立ち入ることのできない場所を除いた9箇所です。

全部で33箇所あったジェンダーフリートイレが、どのような割合でどういった形式になっているのか紹介していきます^^

ジェンダーフリートイレは三種類に分けることができた!!

僕調べによると(DEC/2017)、僕の留学先の大学のジェンダーフリートイレは三種類に分けることができました。

それがコチラ

まあまず所感ですけど、それぞれのトイレにメリットがあって、同時にデメリットもありました

では、それぞれのジェンダーフリートイレがどのようなものなのか、そしてメリットとデメリットを紹介していきます。

①Normal Single Occupation 型

まずは、個室型トイレについてです。

名前の通り、完全個室のトイレのことです。使用されている便器は一般的な洋式のトイレ。

障碍者の利用も視野に入れているためか、個室自体はかなり広めに作られています。また、バリアフリーの手すりもあります。

日本の”身体が不自由な人用のトイレ”に近いです。

設置場所は図書館や研究棟、レクチャーホール、COMの4箇所で、

全ジェンダーフリートイレの27%がこのNormal Single Occupation型でした。

(以下、トイレの写真を載せています)

メリット

  • LGBTだけでなく、身体障碍者も利用できる。まさに人間であれば誰でも利用可能なトイレである。
  • 完全個室なので、LGBTでも周りを気にせずに用を足すことができる。
  • もちろん、ストレートの人(普通の人というのが嫌なのでこの表現です)の利用可能

デメリット

  • 完全個室の一人用トイレなので、人が多い、利用者が多いところには不向きなのではないか。
  • コスト的な話。商業施設に数多くは設置できないはず。
  • 日本ではこういった型のトイレを障碍者以外の人間が利用することに対してよく思わない人もいると思う。

②Advanced Single Occupation型

めちゃくちゃかっこいい名前つけてしまってごめんなさい笑

いい案が思い浮かばなかっただけですのでご勘弁・・・(良い案あったら連絡ください^^)

これは、完全個室のトイレではあるんですが、

個室の中に洋式トイレと、従来型の男子用の小便器も併設されている型です。

これは、講義棟の1箇所のみに設置されていて、

全ジェンダーフリートイレの51%に値します。

(良い角度で写真取れなくて分かりづらいですが・・・)

メリット・デメリットは①のSingle Occupation型とほとんど同じですが、

このトイレはストレートの人でも利用しやすいのが最大のメリットであると思います。

現に僕もこの型のトイレをよく利用していますよ^^

③Gender Neutral型

これは日本では全く見たことないトイレの型ですね。

それと同時に、このトイレの可能性も計り知れないと思いました。改善点はまだたくさんあると感じましたが。

このトイレは、従来の女子トイレとほとんど同じだと思ってもらって良いです。

設置されているのは、

①すべて洋式のトイレ

or

②洋式のトイレ+立ち小便用の便器

二種類ありました。

我々男性からすると、立ち小便用の便器があるのはありがたく感じますが、女性からするとどうでしょう・・・

設置場所は、食堂の入っている建物の1箇所のみで、

全ジェンダーフリートイレの20%です。

メリット

  • 完全個室ではないので、同時に数人が利用できる。人が多いところ向き。
  • 立ち小便器も設置されているところでは、我々男性も利用しやすい

デメリット

  • 女性は利用しているのを見たことがない。
  • 女性が異性と同時にトイレを利用することに対する恐怖への配慮の欠如

てか、そもそもの話、プライバシーへの配慮ができていないんですよね。見てください。

これじゃあ女性は利用しませんね・・・笑

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考察

結果、

ジェンダフリートイレ、難しすぎ!!!

僕的には、理想のトイレは②のAdvanced Single Occupation型だと思うんです。

でも、そのトイレの設置できる場所や環境というのは限られているのが現状。

だから、LGBTの受け入れを促進するには、利用者の数や環境によっては③のGender Neutral型である方が良いのは確かなんです。

しかし、それだと既存の性(特に女性)に対する配慮がなくなってします。

LGBTだけでなく既存の性への両方への配慮が必要だけど、それは水と油のようなもの

かな〜り難しい問題ですよね。

ただ、それでもうちの大学がLGBTの受け入れに対していろんなアプローチを試していることはかなり評価できるのではないでしょうか。

考えてみてください。

あなたの街の商業施設にLGBT用のジェンダーフリートイレを作るとします。

場所は??? 男子トイレか女子トイレのどちらかを削るの??? お金は???

ね?難しいでしょ??笑

少数派のために多数派が潰されても良いのか、なんだか政治の話でも似たことが言えますよね。

こういった類の問題を解決するためには、お互いに歩み寄ってどこかで折り合いをつけていかなければならないんでしょう。

しかし今の僕にはそれを考えるには知識が足りなさすぎる。

LGBTの受け入れを促進しましょう!と口だけでは言えても、

コスト面などの経済・経営学的な視点からの現実的な話はできない。

僕は、残念ながらこの調査を通じて正解を見つけたとは思えませんでした。

しかし、今の自分に足りないもの(経営学的な視点とか)や、LGBT受け入れの一つのアプローチを知ることはできたと思います。

今回の経験が今後の人生で役に立てば良いなと思います。

あと、大学院行きたいなと思いました。

前回の記事を見ていない方はぜひこちらもご覧くださいな

アメリカの大学のジェンダーフリートイレの割合を調査してみた【活動報告】

2017年12月4日

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